SNS運用代行の契約で注意する8条項|アカウント権限と解約条件
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SNS運用代行の契約で注意する8条項|アカウント権限と解約条件

SNS運用代行の契約で注意する8条項|アカウント権限と解約条件

「SNS運用代行の契約書を渡されたが、どこを重点的に見ればいいか分からない」「解約したら、アカウントや撮影素材がどうなるのか不安がある」「「最低契約期間」の長さが妥当なのか判断できない」——SNS運用代行の契約は、運用が順調なときほど細部が読み飛ばされがちです。

結論から言うと、SNS運用代行の契約で注意すべきは、アカウントの所有と権限、素材の権利、最低契約期間、解約条件など8つの条項で、実務で揉めやすい順に確認することが重要です。契約書は揉めたときのための書類であると同時に、運用の進め方をそろえるための書類でもあります。8条項を押さえれば、代行会社との関係を良好に保ったまま長く運用できます。

本記事では、契約で揉めやすい理由、8つの条項の一覧、アカウント権限、素材と著作物、期間と解約、報告と定例、修正と追加費用、契約前のチェックまで解説します。

SNS運用代行の契約で揉めやすい理由

SNS運用代行の契約は、アカウントや素材という形の見えにくい資産を扱うため、権利の線引きで揉めやすくなります。

アカウントは社長の信用でできた資産

経営者アカウントは、社長の時間と信用で育てた資産であり、所有者があいまいなまま運用すると解約時に揉めます。

経営者SNSは、商談前や面接前に相手が必ず見る、名刺やホームページの代わりとなるデジタル資産です。応募者が面接前に社長のSNSと動画を見て志望度を固めてから応募してくることもあります。

それほど価値のある資産でも、開設時のメールアドレスや電話番号が代行会社の担当者のものになっていると、解約時にログインできなくなるおそれがあります。アカウントの所有者を契約書に明記することが最初の条項です。

運用が順調なときほど、権利の話は後回しにされがちです。契約時に決めておくことが、関係を良好に保つ一番の方法です。

オーガニックの成果は時間がかかる

オーガニックSNSの成果は時間がかかるため、期間と解約条件の認識がずれると、成果が出る前に揉めやすくなります。

オーガニックSNSはJカーブで伸びるため、データがない状態から3ヶ月で切ると、次に生かせるデータすら残らずに終わると本庄は語っています。リード獲得が始まるのは、早くて6ヶ月目頃です。

一方で発注側には、成果が見えないまま長期間縛られたくないという不安があります。最低契約期間と撤退ラインを両方決めておくと、双方の不安を同時に解消できます。

PRESNSでは、最低6ヶ月の継続を推奨し、12ヶ月の計画を立て、3ヶ月ごとに撤退ラインを置いて企画を見直す進め方をとっています。

口頭の約束が後から食い違う

商談時の口頭の約束は、担当者の交代や時間の経過で食い違いやすく、書面に残していない内容ほど揉めごとになります。

「修正は何度でも大丈夫です」「撮影は必要に応じて追加できます」といった商談時の言葉は、担当者が変わると引き継がれないことがあります。

本庄は、担当ディレクターの交代はクライアントに不安を与えるため、伝え方こそが肝だと語っています。交代が起きても困らないように、約束は契約書か添付の範囲表に書き込むのが確実です。

以下の8条項は、PRESNSが実務で揉めやすいと感じている順に並べています。

SNS運用代行の契約で注意する8条項の一覧

SNS運用代行の契約で注意する8条項は、権限・素材・期間・解約・範囲・報告・修正・再委託の8つです。

No.条項確認するポイント揉めたときの影響
1アカウントの所有と権限開設時の登録情報・管理者権限の名義解約後にログインできない
2素材と著作物の権利元素材・編集データ・サムネイルの帰属過去の動画を再利用できない
3最低契約期間と自動更新期間の長さ・更新の方法想定外の期間の支払い
4解約の条件と通知期限通知の期限・引き継ぎの範囲解約月の費用と引き継ぎで対立
5業務範囲7領域の担当と数量「範囲外」の追加費用
6報告と定例週次・月次の頻度と議題成果が見えず不信感が生まれる
7修正と追加費用修正回数・撮影追加の扱い見積もり外の請求
8再委託と秘密保持外部パートナーへの委託範囲社内情報の管理が不透明になる

揉めやすさで優先順位をつける

8条項は、揉めたときの損失が大きい順に、アカウント権限、素材の権利、期間と解約条件から確認していきます。

アカウントと素材は、失うと取り戻せない資産です。期間と解約条件は、金額に直結します。業務範囲、報告、修正、再委託は、運用の質に関わる条項です。

契約書をすべて同じ熱量で読むのは現実的ではありません。失うと取り戻せないものから順に読むと、限られた時間でも重要な条項を見落としません。

以下の表で8条項の概要を確認し、次の章から条項ごとの確認ポイントを解説します。

契約書と範囲表を分けて考える

契約書には権利と期間を、添付の範囲表には投稿本数や撮影回数などの業務内容を書くと、管理しやすくなります。

権利や期間は運用中に変わりにくい一方で、投稿本数や撮影回数はプランの変更で変わります。すべてを契約書の本文に書くと、変更のたびに契約をまき直す手間が生じます。

変わりにくいものは契約書、変わりやすいものは範囲表と分けると、運用の柔軟性と権利の保護を両立できます。

範囲表は、7領域(初期設計・企画・撮影・編集・投稿・分析・導線設計)ごとに担当と数量を書く形が分かりやすい書式です。

8条項を読む時間の目安

8条項の確認は、契約書と範囲表を並べて読むと1時間程度で終わり、運用中の不安を大きく減らせます。

契約書の本文は、権利と期間に関する条項から先に読み、範囲表は7領域の担当と数量を確認します。疑問点はその場で書き出し、まとめて代行会社に質問しましょう。

質問の回答が曖昧な場合は、契約前に範囲表へ追記してもらうよう依頼します。回答を文書で残すことで、担当者が交代しても約束が引き継がれます。

社内の担当者と社長が一緒に読む時間を取ると、運用開始後の役割分担も同時に確認できます。

SNS運用代行の契約を確認する6ステップ

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条項1・2:アカウント権限と素材の権利

アカウント権限と素材の権利は、失うと取り戻せない資産に関わるため、8条項の中で最優先に確認します。

条項1:アカウントの所有と権限

アカウントの所有は、開設時の登録情報と管理者権限が自社名義になっているかで判断し、契約書に明記します。

新規開設の場合は、自社で管理するメールアドレスと電話番号で開設し、代行会社には運用に必要な権限だけを付与するのが基本です。既存アカウントの場合も、登録情報が誰のものかを確認しましょう。

二段階認証の受け取り先が代行会社の担当者の端末になっていると、解約時や担当者の退職時にログインできなくなります。認証の受け取り先も自社で管理することを条項に入れておきます。

公式LINEや広告アカウントなど、SNS以外の関連アカウントも同じ扱いにしておくと、導線ごと引き継げます。

権限の名義を確認する作業は、運用の初日に一度行えば済みます。最初に確認しておくことで、解約時の作業が大幅に減ります。

条項2:元素材と編集データの帰属

素材の権利は、撮影した元素材、編集データ、サムネイルの3つについて、解約後に受け取れるかを確認します。

1回2〜4時間のまとめ撮りでは、ショート動画10〜30本分、または長尺YouTube4〜5本分の素材が収録されます。社長の時間を使って撮った素材は、後から別の企画や広告にも使える資産です。

本庄は、オーガニックで当たった動画をそのまま広告に入れる運用を勧めています。元素材と編集データを受け取れなければ、当たった動画の再利用ができません。

受け渡しの形式(クラウドの共有フォルダなど)と、受け取れる期間も合わせて決めておきましょう。

素材の帰属は、撮影を代行会社が手配した場合と自社で手配した場合で扱いが変わることがあります。撮影の手配者に関係なく自社に帰属させたい場合は、その旨を条項に書き込みましょう。

出演者の肖像と社内情報の扱い

出演者の肖像と社内情報の扱いは、社長以外の社員が出演する場合や、代行会社が実績として紹介する場合に確認します。

社員が出演する動画は、社員の退職後に公開を続けるかどうかを社内で決めておく必要があります。代行会社との契約でも、削除や差し替えの対応範囲を確認しておきましょう。

代行会社が支援実績として社名や動画を紹介する場合の可否も、事前に決めておくと安心です。実績掲載の可否は、営業上の理由で公表を避けたい会社にとって重要な条項です。

撮影時に映り込む社内資料や顧客情報の扱いは、秘密保持の条項と合わせて確認します。

条項3・4:最低契約期間と解約条件

最低契約期間と解約条件は、オーガニックの成果が出る時期と、撤退ラインの置き方をそろえて決めるのが基本です。

条項3:最低契約期間の妥当性

最低契約期間の妥当性は、成果が出る時期から逆算して判断し、6ヶ月以上の継続を前提にするのが現実的です。

ゼロから立ち上げるアカウントでは、早い人でも成果まで半年かかります。SNS採用で応募が出始めるのも最短で半年程度で、YouTubeなら最低1年は見る必要があります。

最低契約期間が短すぎる契約は、助走期間のデータだけで判断することになり、改善の材料が残りません。最低期間の長さと、期間中に何を検証するかをセットで確認しましょう。

反対に、成果の検証方法が決まっていないまま長期の縛りだけがある契約は、発注側のリスクが大きくなります。

PRESNSでも、立ち上げ期のYouTubeは本数を追わず、妥協した企画で月8本出すより、大型企画を月4〜5本から始めることを勧めています。期間の中で何を積み上げるかを決めることが、期間の長さを決めるより先です。

条項4:解約の通知期限と引き継ぎ

解約条件では、通知期限、解約月の費用、引き継ぐ資料の範囲を確認し、解約時の手順を契約時に決めておきます。

解約の通知は「何日前までに」「どの方法で」行うのかを確認します。通知期限を過ぎると翌月分の費用が発生する契約も多いため、期限の確認は重要です。

引き継ぎの範囲には、アカウントの権限、元素材と編集データ、企画書や台本、分析レポートを含めておくと、次の体制へ移りやすくなります。回収物の一覧を契約書に添付するのが確実です。

解約時の引き継ぎの詳しい手順は、関連記事で解説しています。

撤退ラインを契約に組み込む

撤退ラインは、3ヶ月ごとに見る指標と基準を決めておくもので、契約に組み込むと解約の判断が感情的になりません。

PRESNSでは、12ヶ月の計画の中で3ヶ月ごとに撤退ラインを置き、基準に届かない企画は入れ替えます。撤退ラインは、契約をやめる基準であると同時に、企画を変える基準でもあります。

撤退ラインの指標は、再生数だけでなく、保存率やプロフィール遷移率などの中間KPI、資料DLや面談などの事業KGIから選びます。何を見て判断するかを双方で共有しておくと、継続の判断が数字でできます。

オーガニックのSNSは、1年前に投稿した動画からコンバージョンが出ることも珍しくないストック型の資産です。

【関連記事】経営者のSNS運用代行を解約するとき|アカウントと素材の引き継ぎで揉めないために
【関連記事】社長のSNS運用代行の契約期間|最低何ヶ月必要かを成果が出る時期から逆算する
【関連記事】経営者のSNS運用の見積の読み方|金額だけ見ると失敗する項目

条項5〜8:業務範囲・報告・修正・再委託

業務範囲・報告・修正・再委託の4条項は、運用の質を左右する条項で、数字と頻度で書くと食い違いを防げます。

条項5:業務範囲を範囲表で添付する

業務範囲は、7領域ごとの担当と数量を範囲表にまとめて添付し、「一式」という表現で済ませないようにします。

「運用代行一式」とだけ書かれた契約では、導線設計や改善提案が含まれているかが分かりません。初期設計・企画・撮影・編集・投稿・分析・導線設計の7領域で、担当と数量を書きましょう。

含まれない業務も明記すると、後から「範囲外です」と言われる場面を減らせます。範囲表はプラン変更時に差し替えれば済むため、契約の本文を変える必要がありません。

業務範囲の詳しい確認方法は、関連記事で7領域ごとに解説しています。

条項6:報告と定例の頻度

報告と定例の条項では、週次の予定共有、月次の数値レポート、定例の頻度と議題を決めておきます。

PRESNSでは、毎週月曜日に「今週のスケジュール」を送り、YouTubeの数値レポートは翌月に前月投稿分を集計して共有します。オーガニック動画は後から伸びる資産なので、日次の再生数は追いません。

クライアントの満足度は、フォームで済ませず、月1回・5分程度のオンラインで直接聞くのが本庄の方針です。本音のフィードバックを取る場を契約時に決めておくと、不満が解約の直前まで表に出ない事態を防げます。

報告の頻度が決まっていない契約は、成果が見えない不安から解約につながりやすくなります。

新しい制作パートナーと組む場合も、本庄は週1回・30分でも定例を置くことを重視しています。頻度の高い短い定例は、問題を小さいうちに見つける仕組みです。

条項7・8:修正と再委託

修正と再委託の条項では、修正回数と追加費用の扱い、外部パートナーに委託する業務の範囲を確認します。

修正の扱いは会社ごとに違います。PRESNSは修正に料金をかけず、料金は納品物に対してのみ発生する方針です。修正回数に上限がある場合は、上限を超えたときの費用を確認しましょう。

撮影の追加、媒体の追加、急ぎの対応なども、追加費用の対象になりやすい項目です。何が追加費用になるかを一覧で確認すると、見積もり外の請求を防げます。

再委託については、編集などを外部パートナーに出す場合の範囲と、秘密保持の義務が外部にも及ぶかを確認します。

契約前のチェックリスト|8条項を確認する手順

契約前のチェックは、契約書の本文、添付の範囲表、運用ルールの3つを順に確認すると漏れがなくなります。

確認する書類チェック項目確認方法
契約書の本文アカウントの名義・二段階認証の受け取り先設定画面を実際に確認
契約書の本文元素材・編集データの帰属と受け渡し形式共有フォルダの権限を確認
契約書の本文最低契約期間・自動更新・通知期限日付を書き出して確認
範囲表7領域の担当と数量含まれない業務も明記
範囲表報告の頻度と定例の議題週次・月次を分けて記載
運用ルール修正の出し方・追加費用・連絡ツール記録が残る方法に統一

契約書の本文で確認すること

契約書の本文では、アカウント権限、素材の権利、最低契約期間、解約条件、再委託と秘密保持の5点を確認します。

5点はいずれも運用中に変わりにくく、揉めたときの影響が大きい条項です。特にアカウントの名義と二段階認証の受け取り先は、契約前に実際の設定画面で確認しておくと安心です。

不明な点は契約前に質問し、回答を書面で受け取るのが基本です。質問への答え方そのものも、代行会社の誠実さを判断する材料になります。

範囲表と運用ルールで確認すること

範囲表と運用ルールでは、7領域の担当と数量、報告の頻度、修正と追加費用、連絡ツールの4点を確認します。

範囲表には、媒体、月の投稿本数、撮影回数、レポートの頻度を数字で書きます。運用ルールには、修正指示の出し方や連絡に使うツールを決めておきます。

PRESNSでは、編集の修正指示を秒数や口頭で出さず、スプレッドシートに書いて共通認識を作ります。外注先とのやり取りも自社のSlackに寄せ、内容をデータベース化して資産にしています。やり取りの記録が残る運用ルールは、揉めごとの予防にもなります。

代行会社への質問のしかた

代行会社への質問は、条項ごとに「解約した場合はどうなるか」を聞くと、実務上の扱いが具体的に分かります。

「アカウントは御社と当社のどちらの名義になりますか」「解約したら元素材は受け取れますか」「通知期限を過ぎた場合の費用はどうなりますか」と、解約を前提にした質問をすると、条項の実務上の意味が見えます。

解約の話を切り出すのは気が引けるかもしれませんが、誠実な代行会社ほど解約時の扱いを明確に答えます。回答に詰まる会社は、運用中の対応も不透明になりがちです。

質問と回答は、範囲表の末尾に追記して双方で保管しておきましょう。

よくある質問|SNS運用代行の契約

SNS運用代行の契約でよくある質問は、既存アカウントの扱い、自動更新、途中解約の3つに集中します。

既存のアカウントを預ける場合の注意点

既存のアカウントを預ける場合は、代行会社にパスワードを渡さず、管理画面の権限付与で運用してもらうのが安全です。

媒体によっては、アカウントの所有者のまま、運用担当者に投稿や分析の権限だけを付与できる仕組みがあります。権限付与が使える媒体では、パスワードの共有を避けましょう。

パスワードを共有する必要がある場合は、解約時にパスワードを変更する手順と、二段階認証の受け取り先を自社に戻す手順を契約時に決めておきます。解約日にパスワードを変更することを、回収リストに入れておくと確実です。

過去の投稿データや分析データも、預ける前に自社で書き出しておくと、比較の基準として使えます。

自動更新の契約で気をつけること

自動更新の契約では、更新後の期間の長さと、更新を止めるための通知期限を、契約開始時にカレンダーへ登録します。

自動更新には、1ヶ月ごとに更新される形と、最初の期間と同じ長さで更新される形があります。後者の場合、通知期限を過ぎると再び長期間の契約になるため注意が必要です。

通知期限の1ヶ月前に見直しの予定を入れておくと、継続か変更かを落ち着いて判断できます。見直しの場では、撤退ラインの指標と合わせて判断しましょう。

更新のタイミングは、業務範囲や月額を見直す機会でもあります。

最低契約期間の途中で解約したい場合

最低契約期間の途中で解約したい場合は、契約書の中途解約の条項を確認し、残り期間の費用の扱いを代行会社と協議します。

中途解約の条項には、残り期間の費用を一括で支払う形、一定の違約金を支払う形、協議で決める形などがあります。どの形かによって、解約の判断にかかる費用が大きく変わります。

解約を考える前に、成果が出ない原因が導線や企画にないかを点検することも大切です。代行会社を変えても、受け皿がない構造は変わらないことがあるからです。

解約を決めた場合は、通知の前に回収リストを作り、アカウントと素材の引き継ぎを先に確認しておきましょう。

まとめ|契約は揉めやすい順に8条項を確認する

SNS運用代行の契約は、アカウント権限と素材の権利から順に8条項を確認し、運用ルールまで書面でそろえます。

契約は関係を守るための道具

SNS運用代行の契約書は、揉めたときに戦うための書類ではなく、良好な関係を長く続けるための道具です。

オーガニックSNSは、6ヶ月、12ヶ月と続けることで資産になります。長く続けるためには、権利と期間と運用ルールを最初にそろえ、双方が安心して成果に集中できる状態を作ることが大切です。

8条項を確認する時間は、解約時のトラブル対応に比べればはるかに短く済みます。契約前の1時間が、運用中の数ヶ月分の不安を減らします。

迷ったら専門家に相談する

契約条項の判断に迷う場合は、経営者SNSの運用実績がある会社に、条項ごとの実務上の意味を確認すると安心です。

条項の文言は一般的でも、SNS運用の実務でどう効いてくるかは、運用の経験がないと判断しにくいものです。

PRESNSでは、経営者アカウントの権限設計や素材の管理方法を含めて、契約前の整理から支援しています。契約の進め方や運用体制の設計を確認したい方は、資料をご活用ください。

契約後90日で確認すること

契約後90日の時点では、権限と素材の管理状況、範囲表どおりの運用、撤退ラインの指標の3点を見直します。

運用が始まると、契約時に決めたことが少しずつ省略されがちです。90日の時点で、アカウントの権限が自社名義のままか、素材が共有フォルダに蓄積されているか、範囲表どおりの本数と頻度で運用されているかを確認しましょう。

助走期間の終わりにあたる90日は、撤退ラインの指標を初めて評価するタイミングでもあります。契約の確認と成果の確認を同じ日に行うと、次の3ヶ月の方針を決めやすくなります。

見直しの結果は、範囲表の更新として双方で保管しておきましょう。

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執筆:PRESNS編集部 / 監修:本庄隼人(株式会社HAYABUSA 代表取締役)