経営者のショート動画の制作費用|本数と単価の関係
「経営者のショート動画を外注したいが、1本あたりいくらが妥当なのかわからない」「見積もりを取ると本数によって単価が大きく違い、どの本数で契約すべきか判断できない」「本数を増やせば安くなると言われたが、本当に成果につながるのか不安」——経営者のショート動画の見積もりは、月の本数を変えるだけで1本あたりの単価が大きく変わります。
結論から言うと、経営者のショート動画の制作費用は、企画設計や撮影日などの固定費を本数で割る構造のため、月の本数が増えるほど1本あたりの単価が下がります。ただし単価の下がり方は一定ではなく、月8〜12本前後で下がり幅が小さくなり、1回の撮影で収まる本数を超えると撮影日の追加で費用が階段状に上がります(いずれも本記事の試算モデルによる目安)。
本記事では、制作費用の内訳、本数と1本あたり単価の試算、効率が変わる3つの分岐点、制作形態別の費用の目安、費用を抑える方法、見積もり比較の確認項目まで解説します。
経営者のショート動画の制作費用の内訳|固定費と変動費
経営者のショート動画の制作費用は、本数に関係なくかかる固定費と、1本ごとに増える変動費の2つに分かれます。
| 費用項目 | 区分 | 主な内容 | 本数との関係 |
|---|---|---|---|
| 戦略設計・企画会議 | 固定費 | 発信の切り口・テーマ・月の企画の決定 | 本数が増えても大きくは変わらない |
| 一次情報ヒアリング・台本設計 | 固定費(一部変動) | 社長の思想や判断基準の抽出と台本の型づくり | 型ができると1本あたりの手間が減る |
| 撮影日の段取り・撮影 | 固定費 | 機材・会場の準備、ディレクターとカメラマンの稼働 | 1回の撮影で収まる本数までは一定 |
| 編集・テロップ・サムネイル | 変動費 | カット・テロップ・BGM・表紙の制作 | 本数に比例して増える |
| 投稿文・投稿設定・分析 | 変動費(一部固定) | 投稿文・ハッシュタグ・予約投稿・月次レポート | 投稿は比例、レポートはほぼ一定 |
固定費にあたる工程
ショート動画制作の固定費は、戦略設計・企画会議・一次情報ヒアリング・撮影日の段取りと撮影スタッフの費用です。
固定費は、月に4本作っても20本作ってもほぼ同じだけかかる費用です。どの切り口で発信するかの戦略設計、月の企画会議、社長へのヒアリング、撮影日の機材や会場の準備、撮影当日のディレクターとカメラマンの稼働がこれにあたります。
固定費は本数で割られるため、本数が多いほど1本あたりの負担が小さくなります。本数と単価の関係を理解する出発点は、見積もりのどこが固定費なのかを見分けることです。
見積書によっては、固定費が「ディレクション費」「企画費」「撮影費」などの名目で別に記載されていることもあれば、1本あたりの単価にすべて含まれていることもあります。後者の場合は、本数を変えたときに総額がどう変わるかを依頼先に確認すると、固定費の大きさが見えてきます。
変動費にあたる工程
ショート動画制作の変動費は、カット編集・テロップ・サムネイル・投稿文作成・投稿設定など1本ごとに発生する作業です。
変動費は本数に比例して増えます。カット、テロップ入れ、BGMや効果音の選定、表紙やサムネイルの制作、投稿文とハッシュタグの作成、予約投稿の設定は、1本ごとに同じだけ作業が必要です。
カメラ前で話すトーク動画のカットやテロップ入れはAIで効率化できる部分もありますが、どの切り口ならターゲットに刺さるかという企画と品質基準の統制は、ディレクターが担う必要があります(PRESNSの現場観測)。変動費の中にも、人の判断が欠かせない工程が残ります。
経営者の動画は一般の動画より固定費が重い
経営者のショート動画は、社長の思想や判断基準を引き出すヒアリングと企画が必要なため、固定費の比重が大きくなります。
商品紹介やトレンドに乗った動画であれば、企画は比較的短時間で済みます。一方で経営者の動画は、社長本人の原体験や意思決定の理由といった一次情報を引き出し、台本に落とし込む工程が必要です。
固定費の比重が大きいということは、本数を少なくすると1本あたりの単価が跳ね上がりやすいということでもあります。経営者のショート動画で本数と単価の関係が特に重要になるのは、この構造のためです。
本数と1本あたり単価の関係|試算モデルで見る
経営者のショート動画の1本あたり単価は、固定費を本数で割る構造のため、月4本から月8本に増やすと最も大きく下がります。
| 月の本数 | 固定費(仮定) | 変動費(1本1万円) | 月の総額 | 1本あたり単価 | 月4本との比較 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4本 | 8万円 | 4万円 | 12万円 | 3.0万円 | 基準 |
| 8本 | 8万円 | 8万円 | 16万円 | 2.0万円 | 約33%減 |
| 12本 | 8万円 | 12万円 | 20万円 | 約1.67万円 | 約44%減 |
| 20本 | 8万円 | 20万円 | 28万円 | 1.4万円 | 約53%減 |
| 30本 | 8万円 | 30万円 | 38万円 | 約1.27万円 | 約58%減 |
| 40本(撮影2回) | 12万円 | 40万円 | 52万円 | 1.3万円 | 約57%減(30本より上昇) |
試算モデルの前提
本記事の試算モデルは、月の固定費を8万円、1本あたりの変動費を1万円と仮定し、本数と単価の関係だけを示したものです。
実際の費用は依頼先や業務範囲によって大きく異なるため、ここでの金額は構造を理解するための仮定値(目安)です。撮影は月1回とし、1回の撮影で収録できる本数を超えた場合は、撮影日の追加費用として固定費に4万円を加えると仮定しています。
なお、PRESNSの撮影現場では、事前の企画と台本テンプレートを固めたうえで、1回の撮影(2〜4時間)でショート動画10〜30本分の素材を収録しています。試算では1回の撮影の上限を30本として計算しています。
試算モデルは、本数と単価の関係という構造を示すためのものです。実際の見積もりでは、固定費と変動費の比率や撮影1回で収録できる本数が依頼先ごとに異なるため、同じ考え方で自社の見積もりを分解してみることをおすすめします。
本数が増えると単価が下がる仕組み
ショート動画の単価が下がる理由は、固定費8万円の配分が月4本なら1本2万円、月20本なら4,000円になるためです。
変動費の1万円は本数が変わっても同じですが、固定費の配分は本数が増えるほど小さくなります。試算モデルでは、月4本の1本あたり単価は3万円、月8本では2万円、月12本では約1.67万円、月20本では1.4万円です。
つまり月4本から月8本に増やすだけで、1本あたり単価は約33%下がります。月の総額は12万円から16万円に増えますが、投稿数は2倍になります。
下がり方が緩やかになる点
ショート動画の単価の下がり幅は、試算モデルでは月12本を超えると小さくなり、月20本以降は横ばいに近づきます。
月4本から8本で1本あたり1万円下がるのに対し、8本から12本では約3,300円、12本から20本では約2,700円、20本から30本では約1,300円しか下がりません。固定費の配分が小さくなるほど、単価は変動費の1万円に近づいていくためです。
本数を増やすほど得になるわけではなく、単価の下がり方には限界があることを知っておくと、必要以上の本数で契約する失敗を避けられます。

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月何本から効率が変わるか|3つの分岐点
経営者のショート動画の効率は、月4本以下、月8〜12本、1回の撮影の上限を超える本数の3つの分岐点で変わります。
分岐点1:月4本以下は単価が最も高い
月4本以下のショート動画制作は固定費の負担が1本に重くのしかかるため、1本あたり単価が最も高くなる帯です。
週1本のペースは、社長の負担が軽く見えるため選ばれやすい本数です。ただし試算モデルでは1本あたり3万円となり、固定費の割合が全体の約67%を占めます。費用の大半が、本数に関係なくかかる準備に使われている状態です。
投稿数が少ないと、どの企画が伸びるかを判断するためのデータも集まりにくくなります。月4本以下は、費用面でも改善のスピードでも効率が低い帯だといえます。
また、週1本のペースでは、視聴者がアカウントを訪れても見られる動画が少なく、どのような人物かが伝わりにくいという面もあります。投稿数は、費用だけでなくアカウントの見え方にも影響します。
分岐点2:月8〜12本で効率が大きく変わる
ショート動画の制作効率は、試算モデルでは月8本前後で大きく改善し、月12本前後までが費用対効果の高い帯です。
月8本は週2本、月12本は週3本のペースです。1回のまとめ撮りで十分に収録できる本数でありながら、固定費の配分が小さくなり、1本あたり単価は月4本の約3分の2から半分強まで下がります。
PRESNSの経営者特化SNS運用支援でも、ショート動画中心のベーシック/スタンダードプランは月額10万〜20万円台・月5〜10本投稿で設計しています。月8〜12本は、単価・データ量・社長の負担のバランスが取りやすい本数です。
社長の負担の面でも、月8〜12本であれば月1回のまとめ撮りで十分に収録できます。撮影日を増やさずに本数を確保できるため、社長の時間を増やすことなく、1本あたりの費用だけを下げられる帯です。
分岐点3:撮影1回の上限を超えると費用が階段状に上がる
ショート動画の本数が1回の撮影で収録できる上限を超えると、撮影日の追加で固定費が増え、費用が階段状に上がります。
1回の撮影で収録できる本数には上限があります。試算モデルでは上限を30本とし、40本にすると撮影日が2回必要になるため、固定費が8万円から12万円に増えます。その結果、1本あたり単価は30本のときより上がります。
撮影日が増えると、社長の拘束時間も増えます。本数を決めるときは、1回の撮影で収まる範囲に収めることが費用と社長の時間の両方を守るコツです。
月30本を超える投稿数が必要な場合は、ショート動画だけでなく長尺動画を組み合わせ、長尺の一部をショートとして切り出す設計も選択肢になります。1回の撮影で長尺とショートの素材を同時に収録できれば、撮影日を増やさずに投稿数を確保できます。
制作形態別の費用の目安|単発制作・月額運用・内製
経営者のショート動画の制作形態は単発制作・月額運用・内製の3つで、本数が少ないほど単発、継続するほど月額運用が有利です。
| 制作形態 | 費用の考え方 | 1本あたり単価の傾向 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 単発制作 | 1本ごとに企画・撮影の固定費が発生 | 高くなりやすい | 告知や会社紹介など、必要な本数が限られる場合 |
| 月額運用(ショート中心) | 月の固定費を本数で分散(PRESNSでは月額10万〜20万円台・月5〜10本) | 本数が増えるほど下がる | 週2〜3本のペースで継続発信したい場合 |
| 月額運用(長尺+ショート) | 1回の撮影で長尺とショートを同時に収録(PRESNSでは月額30万〜50万円台) | 素材の使い回しで下がる | YouTubeとショート動画を組み合わせて信頼形成まで狙う場合 |
| 内製 | 人件費・機材費・社長の時間が実質的な費用 | 見えにくいが低くはない | 社内に撮影・編集の経験者がいる場合 |
単発制作は1本ごとに固定費がかかる
ショート動画の単発制作は、企画と撮影の固定費が1本ごとに発生するため、1本あたり単価が高くなりやすい形態です。
イベントの告知や会社紹介など、1本だけ必要な場合には単発制作が向いています。ただし企画、ヒアリング、撮影の準備を毎回ゼロから行うため、1本あたりの費用は月額運用より高くなるのが一般的です。
継続して発信する前提なら、単発の依頼を積み重ねるより、月額運用で固定費を本数に分散させるほうが効率的です。
単発制作を選ぶ場合も、企画やヒアリングの内容を記録として受け取っておくと、将来、月額運用や内製に切り替えるときの資産になります。
月額運用は本数で固定費を分散できる
ショート動画の月額運用は、企画・撮影・編集・投稿・分析を月単位でまとめて依頼し、固定費を本数で分散させる形態です。
PRESNSの経営者特化SNS運用支援は、ショート動画中心のベーシック/スタンダードプラン(月額10万〜20万円台・月5〜10本投稿)から、長尺YouTube+ショート展開+導線設計を含む総合支援(月額30万〜50万円台)まで、社長の関与時間と媒体数に応じて設計しています。
月額運用では、前月の数値をもとに翌月の企画を改善できる点も利点です。本数あたりの単価だけでなく、改善の仕組みが含まれているかを確認しましょう。
内製には見えにくいコストがある
ショート動画の内製は外注費がかからない反面、人件費・機材費・社長の企画参加時間という見えにくいコストがかかります。
社内の兼任担当者が撮影と編集を担う場合、本業の時間が削られます。編集ソフトや照明・マイクなどの機材も必要です。さらに企画の段階から社長が深く関わることになり、社長の時間という最も高いコストが発生しやすくなります。
内製を選ぶ場合も、固定費と変動費の考え方で社内の工数を見積もると、外注との比較がしやすくなります。
内製で特に見落とされやすいのが、立ち上げ期の試行錯誤にかかる時間です。どの企画が伸びるか、どの画角や話し方が合うかを社内だけで見つけるには、外部の知見を使う場合よりも長い時間がかかりやすくなります。
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1本あたり単価だけで判断してはいけない理由
経営者のショート動画は、1本あたり単価が安くても企画の質や受け皿が欠けていれば、採用や商談の成果につながりません。
本数を増やしても企画の質が落ちれば成果は出ない
ショート動画の本数を増やしすぎると、社長の一次情報が薄まり、似た内容が続いて視聴維持率が下がりやすくなります。
本数を増やすと、1回の撮影で話すテーマも増えます。ヒアリングが不十分なまま本数だけを増やすと、ネットで調べられる一般論ばかりになり、社長本人が話す意味が薄れます。
本数の上限は、社長から引き出せる一次情報の量で決まると考えましょう。単価の安さを優先して本数を増やすより、伝えるべき内容がある本数に絞るほうが成果につながります。
3層KPIで本数の妥当性を判断する
ショート動画の本数の妥当性は、行動KPI・中間KPI・事業KGIの3層で効果を測り、数値を見ながら判断します。
PRESNSでは、行動KPI(投稿本数・3秒視聴率35%以上)、中間KPI(保存率3〜5%・プロフィール遷移率1.5〜3%・平均視聴維持率30〜40%)、事業KGI(指名検索・資料DL・面談・採用応募)の3層でSNS運用を設計しています。
本数を増やしたあとに中間KPIが下がっていれば、企画の質が追いついていないサインです。本数は一度決めたら固定するのではなく、3層KPIを見て調整するものです。
受け皿がなければ単価が安くても投資は回収できない
ショート動画の費用を回収するには、プロフィールから公式LINE・資料DL・採用ページへ進める受け皿が欠かせません。
SNS運用代行で成果が出ない最大の原因の1つは、動画を出すこと自体が目的化し、プロフィールからの受け皿が設計されていないことです(PRESNSの現場観測)。
PRESNSが支援したYouTubeチャンネルでは、動画の企画と概要欄・固定コメントのCTAを一致させた改善により、広告費ゼロ・動画8〜10本の段階で月間LINE登録者数が7名から35名(5倍)へ増えた事例があります。本数を増やす前に、受け皿が整っているかを確認しましょう。
経営者のショート動画の費用を抑える方法
経営者のショート動画の費用は、まとめ撮り・台本テンプレート・1本の動画の複数媒体への展開の3つで抑えられます。
月1回のまとめ撮りで撮影日を増やさない
まとめ撮りは、月1回の撮影日に複数本を収録して撮影の固定費を本数で割る、最も効果の大きい費用の抑え方です。
撮影日を月に何度も設けると、そのたびに機材と人の固定費がかかり、社長の予定も押さえる必要があります。月1回のまとめ撮りに集約すれば、撮影の固定費は1回分で済みます。
PRESNSの支援では、社長本人に必要な時間は月2〜4時間(週1回30分〜月1回のまとめ撮りと企画確認のみ)です。撮影日を1回に集約することは、費用と社長の時間を同時に抑える方法です。
台本テンプレートで企画の固定費を下げる
台本テンプレートは、冒頭の問い・理由・具体例・結論という話の型を固定し、1本ごとの企画と撮影の手間を減らす方法です。
毎回ゼロから構成を考えると、企画にも撮影にも時間がかかります。話の型を決め、テーマだけを入れ替える形にすれば、企画会議の時間が短くなり、撮影でも撮り直しが減ります。
テンプレートができると、1回の撮影で収録できる本数が増え、試算モデルでいう固定費の配分がさらに小さくなります。
テンプレートは一度作れば終わりではなく、伸びた動画の構成を反映して更新していきます。3層KPIで成果の出た型を残し、成果の出なかった型を外していくことで、テンプレートそのものが自社の勝ちパターンの記録になります。
1本の動画をショート3媒体に展開する
経営者のショート動画は、TikTok・リール・Shortsの3媒体へ展開すると、制作費を抑えて接点を広げられます。
同じ縦型動画を3媒体に投稿する場合、追加で必要になるのは媒体ごとの投稿文の調整や書き出し設定程度です。制作の固定費と変動費の大部分は1本分のまま、見てもらえる場所を増やせます。
ただし媒体ごとに見られ方は異なるため、冒頭のテロップや投稿文は媒体に合わせて最適化するのが理想です。
媒体ごとに反応を比べると、どの媒体に自社のターゲットが多くいるかもわかります。数ヶ月分のデータが集まれば、反応の良い媒体に企画を寄せるといった判断にも使えます。
見積もりを比較するときの確認項目
経営者のショート動画の見積もり比較では、単価に含まれる工程・撮影日の回数・修正回数と素材の権利を必ずそろえて確認します。
1本あたり単価に含まれる工程をそろえる
ショート動画の見積もり比較では、1本あたり単価に企画・台本・撮影・編集・投稿・分析のどこまでが含まれるかをそろえます。
編集だけの単価と、企画から分析までを含む単価を比べても意味がありません。見積書を工程ごとに分解し、固定費と変動費のどちらに何が含まれているかを確認しましょう。
安く見える見積もりほど、企画やヒアリングが含まれていないことがあるため、社内で何を担う必要があるかも合わせて確認します。
撮影日の回数と社長の拘束時間を確認する
ショート動画の見積もりでは、月の撮影日の回数と1回あたりの拘束時間を確認し、社長の時間コストも費用として考えます。
同じ月額でも、撮影が月1回で済む見積もりと月4回必要な見積もりでは、社長の負担がまったく違います。社長の時間は会社にとって最も高い資源であり、見積書には載らないコストです。
撮影日の回数を確認すると、1回の撮影で何本収録する設計なのかもわかり、依頼先の段取りの力を判断する材料になります。
修正回数と素材の権利を確認する
ショート動画の見積もりでは、修正の回数と範囲、撮影素材と完成動画の権利の帰属を契約前に確認しておきます。
修正回数に上限がある場合、上限を超えると追加費用が発生することがあります。また撮影した元データを受け取れるかどうかは、将来の再編集や内製化に影響します。
見積もりの金額だけでなく、契約条件まで含めて比較することで、運用開始後の想定外の費用を防げます。
あわせて、契約期間の途中で本数を増減できるかどうかも確認しておきましょう。運用を始めてから3層KPIを見て本数を調整したくなったときに、契約の柔軟性があるかどうかで判断の幅が変わります。
まとめ|経営者のショート動画の費用は「本数と固定費の割り方」で決まる
経営者のショート動画の制作費用は、固定費を本数で割る構造を理解し、撮影1回で収まる範囲で本数を決めることが要点です。
本記事の要点
経営者のショート動画の制作費用で押さえる要点は、費用の構造、効率が変わる本数、単価以外の判断軸の3つです。
本数と単価の関係を理解すれば、見積もりの数字に振り回されずに判断できます。
- 費用の構造:企画・撮影の固定費と、編集・投稿の変動費に分かれる
- 効率が変わる本数:試算モデルでは月8〜12本で単価の改善が大きく、撮影1回の上限を超えると費用が階段状に上がる
- 単価以外の判断軸:企画の質、3層KPI、受け皿の有無で本数の妥当性を判断する
自社に合った本数を決めるために
経営者のショート動画の本数は、事業の目的と社長から引き出せる一次情報の量、1回の撮影で収まる本数から決めます。
まずは月8本前後から始め、3層KPIを見ながら本数を調整する進め方が、費用と成果のバランスを取りやすい方法です。
本数別の費用の考え方や、撮影・編集の分担を具体的に確認したい方は、PRESNSのサービス資料をご活用ください。
経営者SNSの3層KPI設計や撮影・運用の具体的な分担表を手元で確認したい方は、無料配布中のサービス資料をご活用ください。
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執筆:PRESNS編集部 / 監修:本庄隼人(株式会社HAYABUSA 代表取締役)